日常

魔法の居酒屋

失って初めてその事の意味を再認識することがある。 コロナによりあらゆる機会が失った。 僕にとってその失った機会の1つが「居酒屋」だ。 日常の延長上、とても身近な所にあった居酒屋ではあるが、コロナにより避けて通るようになり、どこか居酒屋が非現実…

むきだしの愛

子どもといると、子供は目に見えないものを欲しがるのがよくわかる。 それは優しさであり、あたたかさであり、根幹には愛をずっと欲しがっているのだ。 それもすごくストレートに。 言葉を話さず、全身を使って、愛を欲しがっている。 **********…

音楽のない生活

no music . yes life イヤホンの調子が悪く、修理に出すと、気付けばイヤホンが家にないことに気づいた。 恐ろしくも音楽のない生活がはじまったのだ。 ******************* 通勤時、ランニング、子どもの寝かしつけた後の部屋…。 ボクの…

読書革命ヒストリー

ここ最近、ボク的第3次読書革命が起きている。 といっても第1次革命も第2次革命も今回の後付けであるのですが…。 名著の本を紹介する!ということより、「この本によって、本の読み方が変わった!」そんなきっかけになった革命ヒストリーを書いていこうと…

愛しくて後ろめたい

「子どもが産まれて、したいことができないって思ったりする?」 これは昨日、子どもをあやす僕を見て、奥さんが唐突に質問してきたことだ。 ******************* 子どもは産まれて2ヶ月が過ぎ、どんどん感受性が豊かになっている。 昼…

親に子どもを会わせる時

親がしてきたことを、今度は僕がしていく。 時間を超えてバトンを引継ぎ、引渡す…。 何か取り決めあったわけではないけれど、止まらないルールの中でそんな移り変わりを見たりする。 昨日、僕は初めて自分の親に子どもを会わせた。 ************…

句読点

就業時刻の1時間前。 僕は会社近くの喫茶店に行くことが日課になっている。 忙しく始まる平日の朝だが、「喫茶店に行く!」というワクワク感。 この時間があることで勤務前でも億劫にならず、その日を楽しみに向かえる原動力となっている。 *******…

家、1周分の旅

子どもを抱いて玄関の外へでる。 まだ新生児だから家の周りを一周回る程度の小さな旅だけど。 少しずつ外の空気にもふれてほしくて、僕が休みの日は、子どもを抱いて外に出るようにしている。子どもは部屋の中にずっといるのですべてが新鮮だ。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎…

バイバイ、小悪魔な自転車

長年付き添った自転車。 社会人になってからは、ずっと僕を乗せてくれたけど、泣く泣く手放すことになった。 思えばこの自転車は、とにかく世話のかかる自転車であった。 細長いタイヤで、ちょっと段差の角で乗り上げると気づけばタイヤはパンクしている。 …

記録をとるということ

記録を残していくことの価値について。 記録は思い出させてくれる物であれば、記録により思いつく物でもある。 そして、記録のない記憶は儚く消えてしまう。 ***************************** 以前、会社の後輩がコロナの疑いで…

赤い豆電球は夕やけ、火星…

子どもが赤い豆電球にした電気をずっとみている。 それをただ見ているだけなのに急に息が荒くなったり、落ち着いたり。 大人になりそんな子どもをみると、 「眠たいのかな?」 「お腹が空いた?」 と子どもの体調を考えてしまう。 でもそうではない。 もうす…

ぼくは濃厚接触者

僕はコロナの濃厚接触者と判断された。 会社の後輩がコロナの疑いになり、週明けにPCR検査を受けるという。 その後輩と同じチームという事で僕は濃厚接触者となった。 マスクもアルコール消毒もなんとなく癖のようになっているだけで、コロナという存在がど…

やさしい暮らし

相手に優しくされたら、きっと自分も優しくなる。 僕と奥さんには1つのルールがある。 子どもに対しては、「どんなに疲れていても、優しく声をかける」というルールだ。 深夜にお腹が空いたと子どもは泣き始める。 「明日、仕事なのに…」 「昼間もずっと相…

部屋の色は暮らしの色

心の移り変わりの様に、部屋の色も移り変わっていくようにここ最近感じる。 家族と暮らすようになり、今まで1人で暮らしてきた場所が、まるで違う場所にいるように見えるのだ。 ***************************** 眠りそうで眠ら…

抱きしめる

1日中、抱きしめられる。 昼間はわんわん泣きずっと子どもを抱っこしている奥さん。 夜は僕が子どもを抱っこして寝かしつけている。 子どもは1日中、抱きしめられているのだ。 ***************************** 「う、う、う、…

親になる

自分の子供と暮らして1番自分がまだ理解できていないことがある。 それは親としての自覚だ。 自分の子どもは可愛い。 でも誤解を恐れずに言うと、「僕の子ども」という実感がまだあまり湧いてこない。 **************************…

彗星のような1日

昨日から我が子との生活が始まった。 赤ちゃん中心の生活になるとは覚悟していたが、中心どころではない。 赤ちゃんの時間はブラックホールのようだ。 いつもの時間がすごい勢いで吸い込まれていく。 彗星のようにピューと1日が過ぎ去っていった。 ****…

緊張してまってる僕と部屋

奥さんが里帰り出産をして1か月半。 出産後の生活が落ち着いたこともあり、子どもと一緒に愛知県に引越して来る。 僕の1人暮らしが終わり、3人暮らしが始まる。 ***************************** 出産と転勤が重なったため、…

はいれない校舎

いつか行きたいと思う場所はいくつかある。 行ったことのない場所へ行きたいのもあるが、慣れ親しんだ場所へもう一度行ってみたい気持ちもある。 その中でも小学校の校舎へはいつか入ってみたいのだ。 30を過ぎてもたまに小学校の夢を見る。 あと何十年過…

服をオシャレに着こなしたい

服をおしゃれに着こなしたい。 今だってその気持ちはあるのだけど、いつの間にかスニーカーに綿のパンツとTシャツの典型的というか個性のないというか・・・ 格好いい服を着るというより、世間様に対して恥ずかしくない服を着ることが目的になっている。 で…

追悼コメントを求める

言葉にできないこと。 言葉に出さないこと。 人の輪の中で、自分の気持ちをそのまま発していいのか、人の反応が怖くて、素直になれないことが多くの場である。 怒ってたり、急に彼女と別れたなど、その人の普段の心理状態ではないとわかると、普段話していた…

秋から冬へと

最近はめっきり寒くなり、スパッツを着ながら布団に入っています。 ついこないだまで扇風機を回していた印象なのですが、効きすぎた冷房のように、冷気でガンガン冷された朝。なかなか朝から起き上がれない。 この冷気を止めるリモコンがあればいいのですが・…

何かを失う選択

友人の父親が生活レベルを下げずに困っているという。 以前までは羽振りが良く、高級ブランドや家具を購入し贅沢な生活をしていた。 しかし景気に左右され経営が悪化。それでもプライドや見栄が邪魔をして身分相応の生活には戻れず、給料が下がっても贅沢な…

僕の父親は元自衛隊員だ

僕の父親は、元自衛隊だ。 いまは自衛隊を辞め自営業をしているのだが、そんな父親のルーツは何なのか、以前話をきくことがあった。 ***************************** 父親は勉強が子供の頃から得意で、よく父親の母(僕から見る…

怒りを笑いに

人と交わるチームというのは、掛け算の組み合わせだ。 力を合えば2倍でも10倍でも力が発揮されるが、軋轢が生まれれば、マイナスに働いていく。 人を活かす上で、チームのバランスはとても大切だ。 その中でも”笑い”という要素は極めて重要な位置にあると…

レンズに、僕の目に、写りこむ

電車。 通勤電車は僕の体を、会社の最寄駅に運ぶだけの乗り物だ。 乗り物というより、街にあるエレベーターやエスカレーターのようなもので、ただじっと立って駅のホームで電車を待ち、電車が来たら3歩進み、また電車の中で立っている。鉄の塊のようなモノ…

荒波にポールを。

”毎日つづける” 簡単な言葉ほど、想像しがたい難しさを孕ませている。 ブログにしかり、絵を描いたり、自分がしようと決めたことを続けることは、押し寄せたり引き戻したりする波の上にポールを突き刺すようだ。 油断するとすぐに波に突き刺したポールは流さ…

つかの間の1人暮らし

奥さんが産後、実家へ帰省している関係で、つかの間の一人暮らしをエンジョイしている。 ******************************* 好きなものを食べて、好きな時間を過ごす。 2人で暮らしていたときは、がっつり食べたい時に豆腐。…

日本語の会議

日本語だけど、日本語じゃない。 よく分からない日本語の会議がひらかれる。 昨日、下半期どのようにして業績を確保するか僕の会社では、数字がたくさん書き込まれた資料をチーム毎に用意し、発表していた。 しかし部長の機嫌は、会議が進むごとに悪くなって…

世界によって自分が変えられないようにするため

”自分の信念を貫く。” 人の顔色を見ずに、ブレない精神力を持つ人と出会うと僕は純粋にうらやましさを感じる。 大きな判断を強いられた時、僕はその意思をブレずに決断し行動し続けれるだろうか? ****************************…