秋から冬へと

 

 

最近はめっきり寒くなり、スパッツを着ながら布団に入っています。

ついこないだまで扇風機を回していた印象なのですが、効きすぎた冷房のように、冷気でガンガン冷された朝。なかなか朝から起き上がれない。

 

この冷気を止めるリモコンがあればいいのですが・・・

 

 

 

 

 

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ランニングをすると昨日初めて白い息がでた。

まだまだ薄い白煙だけど、「あぁいよいよ秋も終わるんだなぁ」と。

秋から冬にかけての季節の移ろいを感じ取っていた。

 

春夏秋冬。

どの季節が一番好き?と聞かれたら、僕は”秋”と答えている。

 

過ごしやすい気温。

飛び回っていた虫も山に帰る。

この静かな外の感じが好きだ。  

 

会社が終わりビルから出ると、暗くほんのり寒い感じ。寒い香り。

 

学生時代、学校帰りに感じていた青春真っ盛りの”人肌恋しくなる”感覚に近いのかもしれない。

1人の既婚サラリーマンが胸をキュンキュンさせながら歩いている。

 

 

 

もうあとちょっとしたら、首にマフラーを巻いたり、手袋をはめたり。

すっかり冬の色に染まってしまうわけだが、今はまだ、その1歩手前。

 

儚い秋を楽しんでいるのだ。

 

 

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秋の紅葉シーズンが例年より遅く今年は始まる。

 

紅葉って秋の最後の本気!という印象。

今年放ち続けたエネルギーを最後に一気に放出して、真っ赤に燃え盛り、そのまま枯渇して地面の落ち葉として踏まれ風に吹かれていく・・・。

 

こう言うとネガティブに捉えてしまうが、桜も花火も雪も、ぱっと華やいで、消えていく。その始まりと終わりの”間”に意識できるからこそ、貴重であり毎年惹かれるものがあるのではないかと思う。

 

 

 

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人だけでなく風物詩とも距離を置いて過ごしてきた2020年。

 

 コロナの影響で花見も花火もお預けとなったが、紅葉も厳しいだろうか、どうなんだろう?

 

ただ季節の移ろいは目に見えるものだけでなく感じさせてくる。

 

 

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