句読点

 

 

就業時刻の1時間前。

僕は会社近くの喫茶店に行くことが日課になっている。

 

忙しく始まる平日の朝だが、「喫茶店に行く!」というワクワク感。

この時間があることで勤務前でも億劫にならず、その日を楽しみに向かえる原動力となっている。

 

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この喫茶店では、僕なりの優雅な時間を、コーヒー1杯をお供に過ごしている。

 

カバンから手帳を取り出して、昨日あった出来事を思い出し書いては、今日するべきことも 記入していく。

 

時間にして5分ぐらいだろうけど、この作業だけで随分と頭がスッキリする。

「今日は何するんだっけ?」というモヤモヤした感覚が一掃されるのだ。

 

あとは何となく昨日や1週間前のページをペラペラめくりながら、何か思ったり何も思わなかったり…。

 

コーヒーを飲みながら手帳を眺めている…。

 

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生活の句読点。

 

そんなタバコ会社からの宣伝文句を聞いたことがあるが、それはタバコに限ったことではない。僕にとってこの喫茶店での時間も、日々に記入する大切な句読点なんだ。

 

時間は24時間ではあるが平等に流れているとは思っていない。

遊びに出かければ矢が飛ぶ勢いで流れていくし、やることが見つからず退屈だと亀が歩くような時間になったりもする。

 

何はともあれ、そんな日々流れる時間に大きく句読点をつけて、それまでの日常のフレーズを読み返す時間は、思っている以上に贅沢なことではないかと思うのだ。

 

 

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茶店で手帳を読み返していると、最近は子どもの話が中心だ。真夜中に泣いたり、朝から笑っていたり、どこで句読点を打っていいかわからない慌ただしい暮らしの記録が残っている。

 

コーヒーを飲みながら、ふっと息をついて、そんな日々の最後に小さく丸をつけて、今日もまた新たな文を作り上げていきたい。

 

 

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