【めんどくさい】についてここのところ研究をしております、ドグマです(^^♪
①考える
②行動
③めんどくさいの思考
④めんどくさいを超えると・・・
⑤お願い
⑥集中力
めんどくさいを考えるうえで、表裏一体に存在する「快楽」。
やらないといけない!とわかっているのにめんどくさい…
それだけでなくゲームをしてしまう
しないといけないのに相反する行動をするのはなぜなのでしょうか?
「ダイエットしたい!」とわかっているのに「お菓子を食べてしまう」ように、この相反する「快楽」について考えてみました。
快楽(種類編)
ドーパミン(Dopamine)
私たちの脳が快楽を感じる直接の源となっている物質が、俗に「快楽物質」と呼ばれる「ドーパミン(Dopamine)」です。
次のようなとき、ヒトの脳の中にはドーパミンが分泌されていることがわかっています。
・楽しいことをしているとき
・目的を達成したとき
・他人に褒められたとき
・新しい行動を始めようとするとき
・意欲的な、やる気が出た状態になっているとき
・好奇心が働いているとき
・恋愛感情やときめきを感じているとき
・性的欲求に興奮しているとき
・美味しいものを食べているとき
私たちの人生の良い部分がドーパミンに関係しているようです。ドーパミンが「快楽物質」と呼ばれる理由がおわかりいただけるのではないでしょうか。
努力を続ける
医師の国家試験に合格するために、多くの人が何年もの間、地道な努力を続けています。これはほかの動物には見られない、人間だけの特性です。
例えば、ライオンは2年間同じシマウマを追っかけまわしたりしません。
そもそも勉強や研究などという、目に見える直接的な報酬がない行為を地道にやり続けられるのは、人間だけなのです。
このような努力を続けている人に「なんでそんなことをするの?」と尋ねると、時々思いがけない答えが返ってくることがあります。「楽しいから」「毎日やっているから苦にならない」などです。
そう答えるタイプの人は、ドーパミンが関与しています。
「頑張っている自分へのご褒美」であるドーパミンがうまく働いている限り、私たちの脳は頑張って何かを達成することに快楽を感じ、結果として、程度の差はありますが、努力を続けることができるのです。
快楽が行動のきっかけとなっている
快楽が行動するきっかけとなる。
これがめんどくさいを薄めることにもなるし、
めんどくさいを助長させる(相反する行動を引き起こす)ことにも繋がります。
そんな快楽も3つの種類に分かれるという見解があります。
快楽には3つの型が存在する
like型
上記の図は、横軸に時間、縦軸に快楽をとると、快楽はピンと上がってシュッと下がっています。これは例えば、砂糖を食べるとこうなります。
「Like型」の快楽と言われていて、砂糖を摂ってピンと上がってシュッと下がるから、また次の砂糖に手が伸びるというタイプを意味しています。
Want型
次のモデルでは、時間が経てば経つほどどんどん快楽が上がっていきます。例えば、脂肪です。
脂肪というのは、摂っても味はしませんが、脳は快楽を感じています。
ここで最強の快楽ができます。砂糖と脂肪を組み合わせると最強のものが出来上がるのです。最初に快楽が多いLike型とその後に続くWant型が合わさるのです。
しかし、いくら快楽に満たされても、不足を感じるのがこの2つの快楽なのです。
Learn型
時間とともにジワジワと上っていくのが、食べ物で言うとうま味です。
最後にお吸い物で〆ると、ふーっという満足感が残る感覚です。
これは「Learn型」と呼ばれていて、学習の喜びというのはこれです。
これが「満足」という感覚を生むのです。
2つの幸せ
幸せということを考える時に、簡単に言うと2つあります。
それは、不足を埋めるハピネスと、満足というサステイナブル・ハピネスと言われるものがあります。
前者は不足を埋め続ける20世紀型の幸せでした。しかしいくら富を拡大させるため植民地を広げても決して不足という感覚から抜け出せません。
後者の満足という感覚か21世紀の幸せを考える上でとても大切な考えとなってきます。
ではその幸せとは具体的に何なのか?
人生の「うまみ」とはなんなのか?
僕自身もいま動きながら模索している最中です。
最後までご覧いただきありがとうございます!