見られないホテルの生活

次の職場の引き継ぎ関係で人生初のホテル生活をしている。

朝ごはんもついており、環境としては申し分ないのだが、日々を満足しているかとそうではない。

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今までは奥さんと二人暮らしをしていたが、現在奥さんは実家に帰省しており、一人ホテルで寝泊まりしている。

奥さんの目がないと、とにかく動きだしが遅い自分がいる。

朝は習慣で早くは目覚めるのだが、ダラダラ寝ころびながらスマホを見ている。

 

今までなら、奥さんが起き上がってくるまでにブログを仕上げて絵の練習をしないといけなかった。自分の時間がないから必死でやっていたのに、いざ時間があると思うと、恐ろしく何もしないのである。

 

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”見られる”となぜ人は動くのだろうか。

「自分はこういう風に見られたい」という自分像があり、その像に沿って行動しているのだろうか?

 

そう思うと、僕は逆で「見られたくない」という想いが先行しているように思う。

「ダラダラしている自分を奥さんに見られたくない」そんな思いが、ダラダラしない自分を創り上げているのかもしれない。

 

この”見られる”という環境は、あればあるほど自分をさらに加速させて行動させるように思う。

このはてなブログの存在も自分としてはとても大きい。

 

自分の考えを言葉に変換する行為を日常的にするなんて、自分の人生振り返ってみたらまずする訳がない。それができているのは、やはり読者の方々に”見られている”という環境があるからなんだろう。よくブロガーの方が読者さんに感謝しているというが、これは本当だ。読者さんがいなければ、まずそんな自分とは出会えていないのである。

 

「記事を書かない自分を見られたくない」と環境を作り上げて、毎日見られる自分像と戦いながら、考えを言葉へと絞り出している。

 

 

 

 

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そして”見られない”ホテルの生活からこのブログを書いている。

ブログというきっかけがなかったら、仕事の時間になるまで、寝ころんでいたに違いない。

 

まだホテル生活は1日目。

なんとか”見られる”環境を作り上げて、習慣屋のドグマくんを取り戻したい。

 

 

 

 

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