自分の行動のより処になる「軸」。
人と暮らすとその「軸」の変化が良くわかる。
その変化を知る度に、何歳になっても人は変われるんだろうなぁと思うのだ。
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奥さんが里帰り出産のため、僕はしばらく1人暮らしをしていた。
これから来る子どもとの忙しい生活に備え、最後の1人暮らしを謳歌する!
しかしいざ始まってみると、布団から起き上がる事が億劫になり、洗濯物や食器洗いさえ重労働に。
そうやって2人で暮らしていた生活の「軸」が変わっていく。
1人暮らしの甘えが、奥さんと暮らしていた時に大切にされていた部屋をきれいに保つといった「清潔さ」を犯していくのだ。
そして「軸」は「清潔さ」から「怠惰」へと変化していく。
部屋は汚れ、ポストの投函は溜まる…。やることだけを残して、休みの日は何もせず終わっていった。
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奥さんが子どもを連れて3人暮らしが始まると、勢いよく本来の生活に戻っていく。
洗濯カゴに半分と衣類は溜まることなく洗われ、食べ終わったらすぐ食器洗い。
出したものをそのままにして寝転ぼうものなら、すぐに奥さんの雷鳴が響き渡るのだ。
そのおかげで生活の「軸」は「怠惰」から「清潔さ」へとすぐに戻って行く。
休みの日も急に長くなり、何か新しいことをしようと思えるようになった。
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行動の下で脈絡と連なっている「軸」。
1日が、その日暮にならず、未来へとつなげていこうとする。行動全体がこの軸に左右される。
この「軸」につながるのは些細な行動からだ。
布団の上でスマホを触る。
出したものはすぐ片付ける。
そんな小さなことで、1日や1週間が変わって行ってしまう。
そんな軸であるが、自分1人でもしっかりとした習慣軸ができると思っていたのだが、奥さんがいないとまだまだだ…。
甘えすぎず、怒られすぎず、しっかりと軸を持ち続けたい。
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