【めんどくさい】について(完結編)

 

 めんどくさいについて取り上げてきてますが本日で完結とします(^^♪

 

「人類最大の敵はめんどくさい」

 

 

 

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古谷実さんの作品「グリーンヒル」より

 

 

めんどくさいは人々の差を生む

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私たちはこのめんどくさいにより、どれくらいの時間を失ってしまったのだろうか。社会では、あらゆる差が生じています。同年代でも輝かしい舞台の上で戦っている人もいれば、ゲームばかりしてる人もいます。

 

その差を生み続けているのが、このめんどくさいなのです。

 
人としての成長を止めてしまう「めんどくさい」により、次々に差が生まれ、めんどくさいに捕まった人間はいつか見た夢を諦めることになります。

 

でも今からでもこのめんどくさいを倒すことができたなら?一体どれほど人は成長することができるのだろうか?


そもそもなぜ人はめんどくさいと感じるのでしょうか?

 

めんどくさいと感じる理由
 

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人は物事を行おうとする作業に対して、無意識に脳からドーパミン(快楽物質)をだしています。つまりめんどくさいと感じるのは、あなたの脳からドーパミンがでていないからなのです。

 

旅行や誕生日パーティーなど、人は楽しいと思える事に対してはドーパミンが自然とでて、自動的に行動していきます。

 

成功している人たちは、勉強や仕事など私たちから見たら「めんどくさい」と感じる努力すら、旅行や誕生日パーティーのようにドーパミンを出しながら楽しみ取り組んでいるのです。その積み重ねによる成長が、大きな差を生んでいます。

 

では、どうすれば、このめんどくさいに対してドーパミンを出して楽しみながら取り組む事ができるのでしょうか?

 

それは脳が大前提として現状維持を好むことを知る必要があります。

 

現状維持
 

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成長することをめんどくさがりドーパミンを出さずにいるのは、人の脳自体が大前提として現状維持を好むからです。脳は何の成長も求めていません。

 

「変化をする」「未知との境遇」を、脳は当然昨日まで経験したことがありません。

脳は経験がないため0から想像することに相当な負担がかかります。

そのエネルギーの排出にメリットを感じない脳は、ドーパミンを出さないのです。

 

また変化は極論、過去に経験がないため、命を脅やかす可能性があります。

生存維持の観点からも脳からしたら変化 を嫌がります。

 

それでも私たちは日々ドーパミンをだし行動をしています。

何にもしたくない脳のはずなのになぜ脳はドーパミンを出すのでしょうか?

 

環境の変化

 

脳は変化を求めていませんが、身の回りの状況や自分の体など、常に「環境」は変化をしています。

人間関係はコロコロ変わりますし、腹は減るし、眠気は襲います。

 

この環境に合わせるように脳も変化を促すためドーパミンを出すのです。

ただこれは成長したいから脳は変化を促しているのではありません。

脳は環境に順応するよう変化を促し、常に現状維持を探っています。

 

 今の現状(環境)が変わるのであれば、脳は次の現状を探し変容します。それは次の現状で維持を図るからです。

 

原則:脳=現状維持

例外:現状(環境)が変化→ドーパミンを出し現状に合わせ脳も変化→あくまで現状維持

 

 

脳は現状維持を大前提に変化を促します。そこでの行動の原動力であるドーパミンは2種類に分けれます。

 

それは受動的ドーパミンと能動的ドーパミンです。

 

受動的ドーパミン

 

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私たちのほぼ全てがこの「受動的ドーパミン」に支配されています。日常的な仕事も快楽も、行動して頑張り日々過ごしています。

 

でもこれは現状維持を図るために脳がドーパミンを出しているため、成長につながりません。あくまでマックス現状維持です。


この受動的ドーパミンは、脳がイメージする現状維持の「不足」から生まれています。お腹が空いたり、眠くなったり、現状の不足から脳はドーパミンを出し行動させるのです。

 

これが受動的ドーパミンであり、ほぼ全ての人生がこの受動的ドーパミンに支配されています。

 

依存症に悩まされている人は、常に快楽の不足に悩まされていることになります。アルコールがなくなるとすぐに脳からドーパミンをだしアルコールを体に吸収させるのです。

 

では一方で能動的ドーパミンとはなんなのか?

 

能動的ドーパミン

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 受動的ドーパミンとは

 

外的要因から行動を発したことで感じ取れる快楽

 

と定義づけたとしたら、能動的ドーパミン

 

外的要因に影響を受けず自らの意思で行動を発したことで感じ取る快楽

 

と定義づけができます。

 

大切なのは「外的要因に影響を受けない」ということです。これは社会的にも物的にもそして時間さえも影響を受けないことを意味します。

 

受動的ドーパミンは外的要因からの快楽のため、自分でコントロールはできません。それは積み重なることがないため、人として成長することがないのです。一方能動的ドーパミンは自らの意思での快楽のため、外的要因に影響は受けず、積み重ね成長をし続けます。

 

能動的ドーパミンによる成長が継続し習慣化すると、脳が成長することが当たり前と錯覚します。つまり成長することが「現状維持」だと思ってくるのです。

 

こうなると運動することや勉強することが習慣化している人にとって、急にやめることができなくなります。やめても脳が不足を恐れ、運動なり勉強なりをさせようとするのです。

 

では、どうやってこの能動的ドーパミンは出せるようになるのか?

 

 

 

なりたい自分になる

 

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能動的ドーパミンを出すためには、「なりたい自分になる」行動をすることで能動的ドーパミンがでるようになります。

 

例えば「英語を話せるような自分になりたい!」と思い、英語の勉強を続ければ脳から次第にドーパミンがで始め、英語の勉強が止まらなくなるのです。

 

したいことがハッキリと決まっていて、行動を律することができるのであれば、能動的ドーパミンをだしそのまま成長していきます。しかし・・・

 

「いやいや、その英語の勉強がメンドクサくて続かないので困ってるんですよ!」

「動きたいけどそもそもしたいことがボンヤリしていて動き出せないんですよ!」

「したいことすらないんですが…」

 

という方が私も含め大半だと思います。

上のボヤキは実はその能力不足を意味しています。

 

「いやいや、その英語の勉強がメンドクサくて続かないので困ってるんですよ!」

⇒「自己管理」能力が足りない

 

「そもそもしたいことがボンヤリしていて動き出せないんですよ!」

⇒「自己創造」能力が足りない

 

「もっと言えばしたいことすらないんですが…」

⇒「自己理解」能力が足りない

 

 

手帳を進める理由

ここまでメンドクサイについてずっと取り上げてきましたが、これで完結とします。

言いたいことは、この能動的ドーパミンを出して「めんどくさい」を倒すということ。

 

それをするためには、自己管理・創造・理解をそれぞれ鍛えていかないと「めんどくさい」に打ち勝つことはできません。

 

その対抗策となる最大の手段は僕にとっては「手帳」であると考えています。

手帳は日々更新しているのですが現在の僕の手帳の目的は以下の通りです。

 

 理想的な未来像である自己を実現させるため(最終目的:自己実現

自分とは何か?自己の理解を追及し(自己理解)

真に叶えたい自己を創造することで(自己創造)

その願望に向けて自己を行動させること(自己管理)

 

めんどくさいを倒すに手段として手帳を使っていく。

しっかりとこの考えをまとめていこうと思います(^^♪

 

過去のメンドクサイ総まとめ 

 

①考える

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②行動

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③めんどくさいの思考

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 ④めんどくさいを超えると・・・

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⑤お願い

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⑥集中力

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⑦快楽

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⑧やる気

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます!