未来視力について
「将来の夢はなんですか?」
こう聞かれると、どんな事を思い浮かべますか?
「〇〇歳までには地元に店を出して、その3年後には売り上げの規模を3倍にし東京へ進出。さらに多角化するために…」
と明確に将来を想像をしている人もいれば、
「お金持ちになりたい」
「幸せでいたい」
と、ぼんやりした願いをイメージする人もいます。
この未来に対する展望の違いはどこから来るのだろうか?
仮に、未来を見る視力「未来視力」があるのだとしたら、未来を見渡す視界の繊細度で世界の捉え方が両者で異なっている。
未来の文字や景色はどこまで見えているでしょうか。
「未来視力」が悪いと、未来が遠くになればなるほど、どんどん見えなくなる。
見えない景色なんて見ててもつまらないから、現在や過去ばかりを見るようになってしまう。
こうなってくると、遠くを見ないと眼球の筋肉が衰えて視力が下がるように、「未来視力」も近くのモノばかりをみて未来を創造する筋肉が衰えていく。
しかし逆を言えば、しっかりと未来を創造する筋肉をつけることで、未来視力の眼球は勢いよく力をつけて、未来への色彩・輪郭を事細かく描いていくようになります。
そしてこの未来というのは、過去や現在とは違い、自分の創造次第でいくらでも創り変えることができるのです。
自分にとって素晴らしく価値のある未来が見えたなら、その未来に対しての道筋を創り上げて、創造した未来を現実のものにしていくことができます。
未来が見えてくるというのは、生きる上でどれほどの価値があるのだろうか。
「過去」と「現在」しか見えなかった人生に「未来」が見えるようになる。
この体験は人生の転換期になることは間違いありません。
願望について
では未来が見えてくる「未来視力」をつけるためには、どうしたらいいのか?
未来視力は、願望によって力をつけていきます。
願望は、未来と現実の望みが強ければ強いほど、引き付け、繋ぎ、はっきりとその視界に映りこむようになるのです。
生きていれば、あれがしたい、これがしたいと次々に欲望はわいてきます。
しかしそのほとんどは快楽的欲望であり、ここでいう願望とは異なります。
願望とは「自分にとって価値のある未来像」につながるための原動力であり、
例えば、
「貧困を救いたい」
「あの人を喜ばせたい」
など、尊い未来に対する力のことです。
しかし願望は一瞬の感情であり、すぐ忘却してしまいます。消えてしまうのです。
そうならないように、この数少ない願望をしっかりと記憶すること、そして願望を育てていくこと、新たな願望を自ら生み出すこと、願望と願望をつなげてより強い願いを創り上げていくこと…
この願望との向き合いが、衰えていた未来視力の筋肉に力がつき、ぼやけていた未来を見せるようになります。
そしてすぐに消えてしまうこの願望を記録し育て、生み出すために、僕は手帳を使っています。
手帳はこの未来視力をつけるための仕組みであり、その手帳の魅力を今後の記事で伝えていきます。
最後までご覧いただきありがとうございます!(^^)/