昨日は「未来視力」についてお話ししました。未来を見るための眼球に筋肉をつけないと、実際の目の視力が衰えるように、未来もぼやけて見える例えです。
しかし、この未来視力は、「願望を生み出すこと」で筋肉をつけていきます。そのため未来を見る視力は今からでもつけることができるのです。いやむしろ今からつけていくのです。
そしてこの「願望を生み出し、未来視力の筋肉をつける」手段として、最高のパフォーマンスをしてくれるのが「手帳」なのです。
逆を言えば「手帳を書く」というのは、「理想的な未来が見えるようになるため」に書いているのです。
そしてその「理想的な未来が見える」という結果を因数分解すると
(自分が何をしたいのかという願望の創造)
+
(今の自分を理想の未来へ進ませる行動)
=
理想的な未来が見える
であり、その結果に近づくために繰り返しになりますが手帳を書いているのです。
またこの考え方はサイクルになっています。願望が生まれ、その願望に近づくため行動すると、また新たな願望が生まれ行動していくというサイクルなのです。
このサイクルには終わりがなく、探求すればするほど、願望が生まれ続けます。
そしてサイクルが進めば進むほど、願望は研ぎ澄まされていきます。
次々に行動することにより活力が沸き、未来視力の筋肉もどんどんついてきます。
未来はより明確になり、理想的な未来像を示すコンパスも正確になっていくのです。
これは理想的な自分になるための、手帳という名の冒険なのです。
そしていよいよこの大冒険がはじまります。
さて、冒険に出るためには、まず地図が必要です。
どこに行けばいいのかわからなければ、いつまでも住んでる村から出ることができません。
ではここでいう地図とはなんなのか?
それは「願望」です。
まず願望がなければ 話が進みません。
さっそく、自分の願望は何か手帳の空いてるページに書いてみましょう。
はじめはあまり具体的なものが思い浮かばなくても大丈夫です。
直観的にしたい願望をずらずらと書いていきましょう。
ただここで注意したいのは、快楽(寝たい・休みたい等)願望は未来でなく今しか見てないので方向性を指しません。そうではなくあくまで未来志向の願望です。
例えば、
早起きがしたい
貯金を始めたい
ダイエットをしたい等
少しでも願望が出たらそれを手帳に書き留めていきます。これが手帳のスタートとなります。これがあなたの初めての願望の種となります。
さて早起きしたいというのが理想の未来の姿なのでしょうか?
ここで出てきた願望は、あなたの理想の未来の姿と、まだまだ一致していません。この段階の願望は、GPSのように、理想の未来の姿を正確な場所で指し示してはいないのです。
しかしこの願望こそ、理想の未来の姿へつながる「方向性」を指し示しています。道を訪ねて「東に行けばいいよ!」ぐらいざっくりした方向性ですが、理想の未来の姿が東にあることはわかったのです。
人生の方向性が分かっただけで十分です。
いよいよ手帳の旅が始まります。
冒険は、この願望の種から始まります。
手帳レッスン:1
では、あなたも願望を手帳に書いてみよう!
これが冒険の始まりです。
最後までご覧いただきありがとうございます!