【日常:34】兄貴の会社が潰れる

 

 

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兄貴と久しぶりに電話で話した。

兄貴はイベント会社に勤めていて、コロナの現状があと10か月続いたら資金が尽きて潰れると言い渡されたとのこと

 

兄貴自身はどう考えているのか聞くと、会社が潰れるのは仲のいい仲間を失うので嫌だけど、生活に関しては何も心配をしていないらしい。

 

奥さんと子供が2人いるので、そんなに貯金があるのか聞くと、イベント会社ならどこだってやっていける自信があるとのこと。

 

自分の能力に自信があることはすごくいいことだ。兄貴はまさに資格ではないが手に職をつけている。

 

しかしコロナにより状況が大きく変わっている。リアルでの仕事よりネットでの仕事を求めるコロナは、人の流れをめちゃくちゃにしながら、リモートワークを推し進める側面を持っている。

 

兄貴はこれから緊急事態宣言が解ける5月6日まで休みとのこと。ゆっくりこれからの人生を考えるわ、と悠長なことをいっているので、はやくネットでのイベント企画を考えて集客を考えたほうがいいとアドバイスをした。

 

アナログ人間だからとかいっていたけど、そんな人間はいない。ようはやったかやってないかだ。

 

体育会系は根性があると同じだ。経験したかしてないかの差であり、永遠の差ではない。今やれば差は埋まるのだ。

 

この先もそしてこれまでもコロナウイルスがあろうがなかろうが、変わらないものがある。

 

それは生き残るための条件は、強いものでも知恵があるものでなく、変化に強いものなのだ。

 

兄貴の会社が潰れる。大変なことだが、兄貴がここで大きく変化の波になれるかどうか。

そして僕も同じように変われるかどうか。

ずっと試されているように感じる。