早起きをするためには犠牲がいる

変化をするということは生命を維持するためにどの生物も行い続けています。

しかし意外にも変化をしたせいで絶滅した種も多くいるのです。

 

それは私たちが抱く進化ではなく、いわゆる「変化」であるからです。

では「進化」と「変化」の違いはなにか。

それは「その時の環境に合わせれる変化であるか」に違いがあります。

 

変化とは変わることであり、その上に進化は環境の適応を要素として加えています。 

環境に合う変化をしてきた種がこの星で今、生き残っているわけです。

 

ではここでの記事でのテーマである早起きについて、考えてみます。 

早起きをするという習慣は現代社会においては環境に合わない行動とも思えます。

 

夜の付き合いが横行する現代社会では飲み会は断る勇気が必要となります。

また友人との付き合いも削っていくことになります。

夜のネットサーフィンなどの娯楽も取れなくなるわけです。

 

現代の環境は、ますます夜型へなってきており、その逆境を走る行動は、変化ではあるが進化ではないようにも思えます。

 

しかし真の意味で生き残る進化とは何か、改めて掘り下げてみます。

 

ここで提言したいのは単発的な、短命な環境に合わせることではないということです。

心から望む形で、この現代社会に生き残る変化が、今のあなたには必要なのではないでしょうか。

 

そのためには、ある程度の犠牲を出さなければ、変化ではない進化とはならないのです。そもそもなんの犠牲も努力もなく進化ができるわけがないのです。だからこそ、頭ではわかっているものの、早寝早起きという習慣が身につかないことになります。

 

人間以外の生物は生か死か、その極限状態の中で、学び培い進化として、この星の環境に合わせ生き延びています。

 

それに比べて私たちが払う犠牲とは何か。

小さな付き合いは切り捨てるというただそれだけのことです。

 

あなたの抱く不安な感情はわかります。

「出世に影響するのでは」「職場での関係にヒビが入るのでは」

 

しかし、そもそも仕事外での付き合いで出世させることがおかしいのです。

仕事の質が高ければ評価されます。

 

「そうでないから大変なんだよ」

と感じているなら、そもそもその環境を変化できないことが問題なのです。

その問題に目をつむり、自分の手に入れたい環境に進化できないのであれば

今のまま維持するしかありません。

 

また飲みにいかないだけで関係が悪化するのであれば、切ったほうがいいというのも本音です。悪化させないために飲みにいき続けることのほうが金銭面も健康にも時間にも悪影響しかないです。

 

自分のための夜の時間はとても大切だと考えている人にも伝えたい。

夜のネットサーフィンや晩酌等、これが生きがいとなっている方は、どうしてもネットや映画などは朝すればいい。脳はより活発化しており、感受性も豊かになっています。

 

好きな音楽を聴きながら晩酌なども一見聞こえはいいですが、はっきり言って生産性が悪いのです。確かに100日に1日はとんでもない発想がその空間の中で降りてくることはあるかもしれません。ただ朝の空間で同じように向き合っていればより効率的効果的に発想が飛び込んできます。

 

説教くさくなりましたが前回の記事で書いたように、ストレスに支配されているから、夜の習慣を変えることができず、生産的な時間を築けないのだと思います。

ストレスが生まれないようにする、解消しようとする、その考えが上記のような習慣を取り入れてしまうのです。

 

そもそもを考えてほしい。

早起きをし超高品質高濃度の時間空間を手に入れ、人生そのものを変えようとすることが目的であれば、やはり真に進化するということは、多少の犠牲が必要ということを覚悟しなければいけません。

 

その犠牲が死に比べて遥かに小さなことということも同時に認識してみましょう。

 

だけどこの犠牲を払えず結局早起きはいつまでも遠い存在となる。

目の前の夜の空間をついつい維持してしまう。

 

現代社会の習慣は、進化でなく退化を歩んでいるように思えます。