家の鍵をどこかに落とした…。
駅前の駐輪場?
会社?
えっ!?どこ!?
玄関の前でいくらカバンを漁っても出てこない…。
事態の深刻さをゆっくりと理解していく。
ポケットを弄っても何もないのに何度も手を突っ込み確認するのだ…。
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ボクは、スペースにルールを決めて、収納していくことが苦手だ。
カバン一つ一つのチャックにぽんぽんガムやら印鑑やらを突っ込んでしまう。
鍵も例外でなく何処の場所なのか決まってもいない。ズボンのポケットでも、カバンでも、ジャケットにでも。
どこにだって、鍵が入り込む可能性があるのだ。
その可能性があるものだから、落としたと薄々分かっているのに、どこかで期待して何度も確かめている。
往生際が悪い…。
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いい加減『鍵を落とした』という事実を受け入れると、今度は日頃の行いの何かが悪かったからではないかとボクは勝手に結びつけようとする。
整理整頓が出来ていないことが原因のはずなのに、道徳的な行いに反したから、このような罰が下ったのではないかと考えるのだ。
信号を無視して渡ったからか?
喫茶店でコンビニの飲み物を持ち込んだからか?
そんな事をいくら考えても何も進まない。
インターフォンを鳴らし奥さんに事実を伝えよう…。
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そこからは、また駅の駐輪場で探して、不動産に電話して、鍵の交換をする…。
そんな流れで進行している…。
改めて切にモノを無くさぬ習慣を身に付けたい…。というかまず根幹である整理整頓から…。
そうしないとカギどころか奥さんからの信頼も無くしてしまいそうだ。
最後までご覧いただきありがとうございます😭