妻の貧乏性は異常だ。

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GWで描いていた1枚

 

妻の貧乏性は異常だ。

 

僕は毎朝、手帳を書き、ブログを書き上げている。しかし今朝は妻が早く起きてきて、電気をつけると勿体ないと不満がとんだ。そのまま点いている電気スタンドを消灯され、「朝なんだから明るいでしょ?」とのこと。

 

しかし窓から離れた作業机のため手元が暗い旨伝えると、電気代がもったいないということでクローゼットにある収納ボックスを窓際に持っていき、その収納ボックスの上で作業をすれば日の光もあるため、作業ができるでしょ?とのこと。

 

冗談みたいな話だが実際に彼女は本気だ。この勿体ない精神が僕とはあまりにも違いすぎる。

 

僕は僕で何か物を生み出す作業や、旅行や音楽ライブなどの経験をするとき、お金が勿体ないという感情は消えてしまう。むしろそこでケチってしまうとそれこそ効率的効果的な生産機会や貴重な体験を失ってしまい、長い目で見て勿体ないと感じる。

 

このような価値観のすれ違いは以前からあり、そんな話を友人にすると、わかるわ~と共感された。友人はサランラップの使用の長さで、母親から勿体ない!と注意され、だったらお金を払うからごちゃごちゃ言わんとってと300円払おうとしたという。

 

いわゆる「勿体ない」という感覚で衝突し、時間を費やして喧嘩をしたくない、ストレスをかかえたくないのである。だったらお金を払って解決をしようとする。

 

しかしそんなやり方をすると、「そんなお金いらんから、サランラップは丁寧に使って!」とよりヒートアップする。つまり友人の母親は勿体ないはお金だけでなく「物を丁寧に扱わない態度」により相手はストレスを受けていたのだ。

 

価値観とは一つの同じ入口から入っても、その理由や理屈はあらゆる方面から角度を変えて捉えられていく。

 

「価値観っておもしろいなぁ」とこの記事を書きながらも、ノートパソコンの下でガタガタと揺れ動く収納ボックス。

 

窓際の日の光がサンサンと僕の手元を明るくさせるが、ふと振り返ると光のない暗闇に妻がスマホをいじり眼が刃物のように光っている。

 

 

幸せだったゴールデンウイークの始まりを思い出しながら、感情を自粛し僕のゴールデンウィークは終わったのだった。

asasyukan.hateblo.jp

 

 

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