【偉人:5】マーチン・ルーサー・キング

このコーナーは、世界の偉人たちを、妄想ストーリーで紹介するコーナーです。

 

 

 

キング牧師の戦い

 

差別のある社会

 

サラリーマンドグマくんは、ブラック企業コンチク商業で社畜のように働かされていた。

 

ドグマ:

コンチクショー...昨日も家に着いたのは深夜の2時を回っていた...そしてまた朝6時には会社…こんな生活無謀すぎる...

 

この時代、差別のないと世間で謳いながらもブラック企業ホワイト企業で企業種差別がまだ依然として残っていた。そこにサラリーマンドグマくんの横に座っていたキングが限界を感じ立ち上がりました。

 

ドグマ:

おい、キング!?

どうした!?仕事をさぼっていると、殺されるぞ!

 

名演説

 

キング:

私には夢がある。

それは、いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等につくられているということは、自明の真実である」というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢である。

学歴社会、コネクション、大企業、、、そんな差別を無くしたい。

 


 

ドグマ:

き、、、キング。

 

 


キング:

自由の鐘をなり響かせよう。

これが実現する時、そして自由の鐘を鳴り響かせる時、すべての企業、あらゆるサラリーマンから自由の鐘を鳴り響かせる時、われわれは神の子がすべてが、ホワイト企業ブラック企業も社長も派遣社員も共に手を取り合って、なつかしい社歌を歌うことのできる日の到来をはやめることが出来るだろう。

「ついに自由になった。ついに自由になった。全能の神に感謝する。我々はついに自由になったのだ」
 

 

ドグマ:

そうだ、、、そうだよなっ!キング!!

でも、キング。俺は怖い。ここでおかしいと思っても動き出したら、なんの保証もない。見えない未来が怖くてやはり動き出せない!

 

キング:

疑わずに最初の一段を登りなさい。すべての階段は見えなくてもいい。とにかく最初の一段へ踏み出すのです。

 

 

ドグマ:

キングーーー!

 

解説


これは当時の黒人における人種差別と現代のブラック企業を掛け合わせたパロディです。キング牧師の演説は、人々の心を動かし、1964年には人種差別をなくす法律を成立させていきます。

 

 しかし1968年4月4日、テネシー州メンフィスの宿で白人至上主義者といわれる白人がもっとも優れているという考えを持つ人により、キング牧師は殺されてしまいます。

 

時代は変わるもいまだに差別が横行する世界。それでもどこかで私たちはキング牧師の抱いた平等な世界をまだ求めていると信じていたい。

 

イラストとリンク

 

イラスト

 

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リンク

 

style.nikkei.com