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よーこさんを紹介
ハーブの香り
僕、ドグマは疲れていました。
30代に入り、仕事の責任が大きくなるだけでなく、子どもも合わせて大きくなっていて、毎日バタバタだったんです。
そんな毎日を送っていると、仕事や家族のことが優先で自分のことは後まわしになっていました。
ふと、自分はなんのためにこんなに頑張ってるのか?そんな疑問が、湧いてきて、急に全てのやる気がなくなってしまったんです。
流石に体を休ませないと。という思いから、気分転換に、山を散歩していました。すると山の中でハーブの香りが漂うお店を見つけたのです。
香りに誘わられるがままにお店のドアを開けました。
よーこさん
「いらっしゃいませ♪」
ハーブファスティング
音もない山の奥で、音楽もない店の中、お湯が向こうの方で小さな音を立てて沸いている。風が吹けばカーテンの動きすら感じ取れるゆったりした時間。
よーこさん
「今日はまたどうしてこちらのお店に?」
ドグマ
「山を適当に歩いていて、たまたま見つけたんです。」
よーこさん
「そうなんですか。少し気になるのですが、あなたずいぶん疲れていますね?」
ドグマ
「!?!?わかりますか!!??じ、実は、、、」
僕は自分の悩みを、よーこさんと名乗る女性に打ち明けました。今のこの場の雰囲気もあり、全てを出し尽くしたい想いで話し続けました。
よーこさん
「あなたの悩み、すごくわかりますよ。私も、健康だけが取り柄だったのに、自分を労わらず、30代半ばころからぎっくり腰、貧血、慢性胃腸炎、ヘルニア、肌トラブルなどいろんな不調が出てきました。」
ドグマ
「健康...」
よーこさん
「はい。でもそこから、根本から変えていかねば (; ・`д・´)!!と一発気合を入れ始めました笑。そんなときにフランス式ハーブファスティングに私は出会いました。」
ドグマ
「ハーブファスティング?」
よーこさん
「ファスティングは断食のことを指します。食事制限をすることで、普段フル回転で働いている消化器官が休まり、本来の自己治癒力を回復させることができるんですよ。そうすると体に溜まった毒素を外に出すようになります。」
ドグマ
「それって何も食べないってことですよね。僕にはできないなぁ」
よーこさん
「いえいえ。ファスティングはまったく食べないというわけではなく、適切な栄養を摂取しながら体内環境を整えていきます。フランス式ハーブファスティングでは、野菜やくだもので作ったコールドプレスジュースやスープを飲んで、栄養素をたっぷり摂り入れ体を労わります。」
ドグマ
「へえー!そんな世界があるのか!」
ハーブについて
よーこさん
「日本では「調子が悪くなったらまず薬」に手を伸ばしてしまうのが当たり前になっていますよね?」
ドグマ
「そりゃそうですよ!」
よーこさん
「でも、フランスでは薬局にハーブが普通に置いてあるんです」
ドグマ
「そうなんですか!?」
よーこさん
「自然療法で治すハーブはすごく注目されています。一方、薬の場合、体に良くない化学的な成分も入ってることを考えると、病気の症状が良くなっても、化学成分は体に蓄積されていずれ良くない形で出てくるんです。」
ドグマ
「たしかに薬漬けにいいイメージがないなあ」
よーこさん
「ふふふ。ハーブティーができましたので、話はこれぐらいにしてゆっくり飲まれてください。ハーブファスティングに興味があったらまた遊びにきてくださいね」
ティーカップにハーブティーを注がれると、部屋中がやわらかなハーブの香りに包まれていく。仕事のことも今は忘れ、すっかりとハーブの世界に魅了されるドグマくんでした。
イラストとリンク
イラスト
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