ここでは日常や考えについて書いていきます。
Twitter上で運営しているコミュニティ「絵のある毎日」で、昨日このような話題があがった。
「みなさんにとって絵を描く意味ってなんですか」
ストレス発散や癒し、何も考えなくなる等いろんな意見がでていた。
では僕にとって絵を描く意味ってなんだろう?
考えてみた。
絵を描く意味って何?
絵を描くといっても色んな側面がある
絵そのものを見て楽しむ絵画・イラストの役割だけでなく、広告になったり、印象付けるサムネイルになったり、分かりやすく説明する手段になったり、絵を描くと一言でいっても、どの側面での役割なのかで絵を描く意味は僕の中で変化する。
でもそのように考えているという意味では絵を描く意味を「相手に伝える手段」として捉えている側面が大きい。
絵単体で考えていない
今、自分がしたい構想の中で、絵を描く行為は、それ自身でゴールになるとは考えてはいない。絵を描く行為により交流が生まれ、人との関係が繋がる。繋がった関係により、イベントを起こし、さらに町の人の流れからそのイベントに足が向くような、また次の関係に繋がっていく。
そのイベントはきっと参加した人の胸に何かを残し、日常に戻っても、もっと楽しもうと世の中が少しずつプラスの方向へ進むような、そういったサイクルに結ばれるように絵を描いていると思う。
線を描き色を塗った紙が、いつか大きな渦になって世界全体が一歩前へ進む、絵一枚でそのような流れになっているとは思っていないが、その絵が次のステージへつながるための橋渡しになるような役割をどこか願っている。
プロセスの楽しさ
ただそもそもなんで表現をする手段として絵を描くのか、その行為そのものの意味で考えると、「集中し夢中になり創造し表現する」という時間の流れが僕にとって、とても楽しいからだ。
そしてそれだけでなく、絵は先ほど挙げたように出来上がった後、広告にも説明にも伝え方一つで変わっていく。誰かにプレゼントをすれば、笑顔に変わる。時間に関係なく、場所にもとらわれない。インターネットに発信すればどこかの国の人に伝わり、ロケットで飛ばせば火星人でも楽しませれるのだ。
絵にはそんな未来の可能性が多く詰まっている。
イメージとリアル
最後に、時間を忘れるぐらい楽しい空間をリアルで作ってみたい。それは一人でしていた、「集中して夢中になって創造して表現する」あのプロセスを今度は現実の中で、みんなでしてみたい。そんなイベントを構想しつつ日々着々と進めている。
いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのようにしていくのか
全く決まっていないが、絵を書き続けることでそのイベントはいつか実を結ぶと思っている。
いまのぼくにとっての絵を描く意味はそこにあるような気がする。