「時間がない…。」
「忙しい…。」
同じ24時間を僕らは過ごしているのに、時間のある人・ない人が存在する。
でもそれって実は、本人の考え方次第だったりする。
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僕もずっと"時間がない"と思っていた。
仕事が遅い時は22時を回ることもあり、帰ってから寝る準備をすると、もう深夜の1時を超えていたりする。
そして朝7時半に目を覚まし、また会社に行く…。
そんな時間のサイクルだから、平日に全く時間がない。
そのまま休日になると、平日の疲れがどっと来て、時には夕方まで眠り込むような生活だ。
こんな生活を続けると1年間の感覚がとにかく短い。
そりゃあ時間がないと感じてしまう。
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そして「忙しい」「時間がない」は、感染していく。
どんどん仕事は舞い込んでくるし、仕事のチームメンバーも「忙しい」が口癖になっていくのだ。
これを僕は"時間ゾンビ"だと思っている。
時間がないという考えがどんどん会社を、そして社会全体を蔓延させていくのだ。
社会人はみんな時間がないと、環境のせいだからどうしようもないと、洗脳されていくのだ。
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でもこのような時間のサイクルになるのは、自分の環境が悪いからではない。
自分が“時間を大切にしていない"からだ。
忙しいは、自分が生み出しているのである。
それを強く感じる様になったのは、起きる時間を朝5時に変えた時だった。
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朝を2時間早く起きる。
それだけで2時間自分のために使う時間ができた。
絵を描いたり、運動したり、日記を書いたり。
今まで忙しくて全く手が出せないと洗脳された考えに、思いっきり風穴が空いたのだ。
「何で貴重な時間を垂れ流していたんだ!」
そこからは、自分の時間を守る様になった。
仕事が遅くなるのも、時間を大切にしないから、どんどん仕事を受け入れてしまう…。
大切に思うなら、断ることも大切だ。
そうすることで、周りも何でもかんでも仕事を振られることはなくなったりもする。
選んでくれる様になるのだ。
逆に油断すると時間はどんどん奪われてしまう。
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ホントは平日だってやりたいことができる。
それができないと思い込み、自分から時間をどんどん浪費させて、結果、忙しいと思い込んでしまう。
時間ゾンビは感染していくのだ。
もし、自分の周りにも時間ゾンビがいたら、気をつけた方がいい。
財布からお金を盗むように、平気で自分の時間を盗まれてしまうからだ。
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