どうやったら満たされるのか?

 

何かが満たされない…。

どれだけ幸せになっても何かが足りない。

 

永遠なるテーマである渇望感について。

 

自分が今どの段階の欲求にいるのか整理すると、面白かったりします。

 

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自己実現に向けた人間の成長階層を5つに表現したのが『マズローの欲求』である。

 

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そしてその最下層である生理的欲求。

ほとんどの人は、食べ物や寝ることに対しての欲望に渇望感を抱くことはない。

 

しかし自然界では、この生理的欲求が99.9999%を占める。

ヒト以外全ての生き物がこの欲求との戦いに今日もさらされているのだ。

 

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この生理的欲求が満たされたヒトのみ、次の階層に上がる。

 

それが安全欲求であり、所属欲求であり、承認欲求である。

 

 

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お金や家に車…。

物質的確保による安心感、そして安全感がその欲求を満たす安全欲求。

 

組織やクラス、立ち位置…。

人間関係からの優劣を決めるポジショニングを満たす所属欲求。

 

地位や名誉、賞…。

多くの人から承認される承認欲求。

 

マズローの欲求階層は、生理的欲求の上に3つの階層を置いているが、この3つの階層の中で多くの人がウロウロと彷徨いているのだ。

 

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この3つの階層の中では、短期的な幸福はあっても永続的な幸せは満たされないのである。

 

 

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最上位に位置する自己実現欲求。

自分の価値観を知り、その上で社会に創造、貢献することで満たされていく。

 

渇望感の正体は、この自分の価値観に沿っていないのがほとんどである。

 

親や友人、テレビに上司…。

誰が勧めたものであっても結局自分がどうであるのか?

 

自分の価値観がどうであるのかが全てなのだ。

 

 

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価値観は人それぞれによって違う。

 

だからそんなメモリの違う物差しでは、指標にならないため、価値観を満たすことを会社や学校が提供するわけではない。

 

そして自分の価値観が何なのかわからなくなって、目先の欲求を満たそうとしてしまうのだ。

 

年の変わり目である12月。

自分がどんなことで心が満たされていたのか、改めて自分の価値観を見つめ直したい。

 

 

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