言葉のないコミュニケーション

 

 

お宮参り以降、観音様から多くの感受性を受け取ったのか、子どもが最近大きな声で泣く。

 

横で抱いて、縦で抱いて…

表で抱いたら裏にして…

子どもを膝の上でクルクル回すのだが泣き止まない。

 

唇を震わせて、うわぁーん。

"言葉のないコミュニケーション"の中で、なんとか理解しようとするのだが…

 

わからない…。

 

 

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お腹がすいた?

眠たい?

お腹痛い?

 

何で泣いてるのかわからない。

それでも子どもは、何でわかってくれないの!?とばかりに泣く。

 

とりあえず落ち着く事を覚えたボク。

なんにもわからないが、微笑みながらあやす事だけを心がけている。

 

ボクの中の観音様のイメージで。

 

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それにしても眠りも浅くなった。

 

腕の中で目を瞑り、眠ったと思い布団におろすと、待ってましたかとばかりに目を覚まし泣き始める。

 

泣き止み、部屋が静かになると、一階から泣き声が聞こえたりもする。

 

一階の住民も赤ちゃんと暮らしているのだが、きっとボクの子どもの泣き声につられて泣いてしまったのだろう…申し訳ない。

 

 

 

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うわぁーんと言っているので、また泣き始めたかと思うと、物干し竿に干されている沐浴用の浴槽に何か話しかけている。

 

干された浴槽に、笑ったり怒ったり…。

ボクら親よりもこの浴槽によく話しかけているのだ。

 

なんだかよく分からないが、新生児は上から垂れ下がったおもちゃに反応するのと同じようなものか?

 

そろそろオモチャを買ってあげるべきなのかもしれない。

 

 

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子どもの変化に親は翻弄されるが、それ以上に子どもが1番戸惑っている事を、親は忘れてはいけない。

 

うまく消化もできないし、寝ようとしても寝れない。言葉のないコミュニケーションの中、懸命に泣いて知らせようとする。

 

どんなに疲れていても泣く事を、ワガママでなく、アルガママに受け止めてあげたいのだ。

 

 

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