お笑いについて

僕は子供の頃からお笑いが大好きだ。

小学校の頃はダウンタウンの「ごっつええ感じ」を見て育ち、いまだにダウンタウンの存在は僕の中で変わらない不動の地位を築いている。

 

 

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そんなダウンタウン大好き少年も「オンエアバトル」や「内村さまぁ~ず」「松本紳助」など、お笑いがただ「人を笑かせる」だけでなく、関心や興味、時には悲しみまでも扱う「感情の魔術師」を芸人は担っていることに気づく。お笑いの世界はとにかく奥深い。

 

 

 

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そんなお笑いで衝撃を受けたのは、大竹まこと、きたろう、斉木しげるの3人で構成する「シティボーイズ」である。

お笑いコントが4分ぐらいが主流の中、15分以上のコントを演じる。

 

ラーメンズ」や「バナナマン」にも確実に影響を与えているお笑いコントであり、その何階層にも分かれた笑いは、伏線の回収から、その演じるキャラを通しての笑いなど、普段テレビで見ていた笑いとは違った世界を見せてくれる。

 

特にシティボーイズの笑いはもう笑いでもない。とんでもないレベルの演技力と練に練られた台本で演じられる世界観にがっつり魅了されてしまうのだ。

全く古さを感じないコント作品で、いまもお笑い好きに愛されるコント集団となっている。


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いまや発信の媒体も進化しテレビの枠ではできなくなった笑いが次々に革命を起こしている。コロナ禍により劇場が壊滅的な中、「東京03」がZOOMを用いた生配信コントを実演した。

 

生配信のため、少しのミスも許されない、そんな緊張感の中行われたコントが、大絶賛されている。

オンライン「でも」できるネタではなく、オンライン「だからこそ」できるネタを創り上げて、この状況下を最大限利用したとんでもない作品をまた創り上げている。

これを見終えたとき、お笑いなのに感動すら覚えるすごい作品だ。

 

 

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昔も今もお笑いはずっと進化し続けている。

だけど昔も今も心を動かされるポイントはそれほど変わっていないのかもしれない。

 

人が感動する、笑う、悲しむ。

そんな感情の起伏はどこで起こるのか?

 

芸人たちがその人の本質に差し迫るように今日も模索していると思うと、胸が熱くなってくる。

 

 

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