昨日は新しい物件を探しに不動産会社を訪問した。
実際に物件を見て回り、住む場所を決め、不動産仲介会社で契約の流れになった。
仲介会社に着くや否や初期費用の話になる。
この初期費用を説明してくれたのは20代の新人だった。
敷金・礼金や仲介手数料、
害虫駆除やコーティング費用に消火剤など
どんどん積み重ねられていき、最初聞いていた家賃の５倍ぐらいに初期費用が膨れ上がっていた。
説明もサラッとしたもので、
新人
「初期費用は以下の金額ですねぇ。あとは鍵の引き渡し日に関してなんですけど…」と次の話へ進めようとしていく。
ドグマ
「いやいや、初期費用結構しますね」
と担当にこちらが初期費用に不満があるのをなげかけてみた。
新人
「そうですね。ただ広告にも事前に書いてはおりますので…」
見せてもらうと、確かに契約委託料や駐車場紹介料など追加でかかる費用についての記載がある。おそろしく小さい字で。書いてある以上に何も言えないか…と話を進めてもらうことに。
新人
「電気やインターネットは管理会社で決まっておりまして、」
ドグマ
「ん？じゃあ今住んでいるところのインターネットなどは引き継げないのですか？キャンセル料がかかってくるんですけど」
新人
「そうですねぇ。これもルールにはなっておりますので」
さすがに、お金がかかりすぎるので、僕も演技をし始めた。
ドグマ
「じゃあもういいです。他で探しますね」
新人
「！？あ、ちょっと待ってくださいね」
新人が先輩らしきサーファー系の男性に相談しに行く。
するとサーファー系が僕のところへきた。
サーファー系
「事前にメールで送ってるんですけど、読んでませんか？」
ドグマ
「読んでないです」
サーファー系
「いやぁ(笑)うちもそこは説明しているので(笑)」
ドグマ
「説明は受けてないですよ。家賃の話や駐車場の話などは電話で聞いてましたが、メールに関しては、読んでくださいだけで説明を受けてないです。で、説明聞くと会社引き継げないみたいなので、こんな大事なこと、電話で説明されてないのでさすがに厳しいです」
サーファー系
「ん～ちょっと管理会社に電話してみますね。」
２分後、サーファー系が戻ってきて、
サーファー系
「管理会社からなんとか承諾得ましたので行けるみたいです」
このとき一気に不信感がでた。内心僕の中で「え？いけるの？メール読んでないのでこっちが落ち度あるんじゃないの？ちょっと聞いただけでOKでちゃうの？」この不信感から初期費用についても話を戻す。
ドグマ
「初期費用に話し戻しますが、この害虫駆除ってなんですか？」
害虫駆除・光コーティングという項目で45,000円ぐらい乗せられている。
新人
「お部屋に入っても害虫が巣を作っていたりするんですね。なので･･･」
これはバルサンでいいだろう。バルサン１０個使っても40000円もいかない。
これはぼったくりすぎだろう。
ちらっと消火剤6500円と記載がある。
ドグマ
「この二つ外してください」
新人
「あぁいらないですか…」
この一言で50000円以上初期費用が下がる。
ドグマ
「あとこの保障委託料もいらないです」
新人
「あぁこれは管理会社との約束になってますので…」
ドグマ
「そんな話聞いてませんよ？」
新人
「でもここに書いておりますので…」
ドグマ
「見落としますよ。これはいらないです」
するとまた新人がサーファー系に話をしに行く。
そしてサーファー系がこっちへ戻ってくる。
サーファー系
「これはお約束事になってまして、うち（仲介会社）が管理できるものじゃないんですよ。」
ドグマ
「いやいや、じゃあ電話で言ってくださいよ。22000円もするんですよ？」
サーファー系
「これもメールでお伝えしてますし」
ドグマ
「お金に関わることはメールでなくしっかり説明してください。」
常識的に考えて22000円ってめちゃくちゃ高い。メールで言ってますんでって言われて、飲食店のお会計が22000円だったらみんな怒ると思う。
不動産賃貸になると料金がどれも高いため、金銭感覚が狂い、なんでもハイハイ言いたくなってくるが、これが別の場所だと絶対みんな冷静になると思う。
サーファー系
「でもこれは下げれないですね」
ドグマ
「であれば仲介手数料から下げてください。それじゃないとこの初期費用ではのめないです」
結局初期費用は最初提示された額より100,000円近く下がる形になった。
ここでものすごく感じたことは、今後は電話の段階で初期費用はいくらか聞こうと思った。
もちろん不動産賃貸会社もボランティアではない。
でもお互いに生活がある。
お引越しされる際、参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます！
