友人が就職活動をしているのだが、志望動機を書くことが、おもしろいと言っていた。
そんな着眼点は僕にはなかったので、その話がすでにおもしろかった。
就職活動の当時はやらされて履歴書を書いていたので、志望動機なんて書くのが煩わしかった。しかし友人の話を聞き、今は「これをしたい!」と思えることがなんなのか?自分と見つめなおすことができる自己分析になるのでは?
そこで志望動機の書き方として下の4段階で書いてみようと思う
①企業がしていることを調べる
②企業を抽象化させる
③②で抽象化されたことと自分の共通点を探る
④そこの共通点を結び付けることで自分とはなんのか少し見えてくる
ということで、早速この記事を書きながら適当に志望動機を書いてみようと思う。
その企業を知り、企業のやろうとしている考えを「自分なりに抽象化」させて
自分と当てはまる共通点を探る。これで自分とは何なのか少し見えてくるのかもしれない。
では、まず手始めに「株式会社ドグマ」で検索して上に出てくる会社の志望動機を書いてみようと思う。
☟検索結果
株式会社ドグマで検索するもアダルトビデオ制作会社が出てきた…
すごく趣旨からずれてしまいそうだが…これは向き合わなければならない。
さっそく社会で活躍している「ドグマ」について調べてみた。
①社会で活躍するドグマを調べる
【制作会社ドグマのホームページより】
撮りたい「エロ」は、人それぞれ。
哲学は、マニアックな視点へのこだわり。
テーマを決めて、徹底的に深堀りしていく作品観がマニアの間で大人気。
代表作品は『交尾エロ』『パイレズビアン』。
こだわりは人それぞれ。常識にとらわれない。先陣を踏襲しない。撮りたい世界を追求するのがドグマ流。屈しない精神で、新たな哲学を!
“Dogma”(ドグマ)とはドイツ語で「こだわり」の意味で、言葉の響きをTOHJIRO監督が気に入りレーベル名に即決した。
募集要項仕事内容 映像制作スタッフ『ドグマ』で、撮ってみませんか?
お任せするのは、成人向けセルビデオの制作業務全般です。いわゆる「ディレクターズメーカー」の当社。作り手となる監督自身が本当に納得し、こだわりを貫いた企画、および作品づくりを推進しています。
■まずは、経験を積み、知識を覚え、腕を磨く。入社後は現場のアシスタント業務からスタート。撮影がスムーズに進むよう、現場をしっかりサポート。機材の準備から小道具のセッティング、キャストへの声がけ、撮影現場の雰囲気づくり、フィルムの編集作業まで、あらゆる仕事をこなしてください。場数をふみながら、映像制作業務の進め方を覚えていきましょう。
■目指すは、監督?プロデューサー?それとも一人前?コンペで勝ち抜いたり、社長に認められる提案をしたり。普段の仕事ぶりと、そして撮りたい企画が評価されれば、いよいよデビューが決まります。ちなみに監督までの道のりは、人それぞれ。早ければ半年くらいです。
朝から申し訳ないですが、当本人は本気で取り組んでおります。さて、ここから株式会社ドグマを抽象化させます。
②社会で活躍するドグマを抽象化させる
「常識や前例を見ず、こだわりを貫きコンテンツ作品をつくりあげていく。成長を通じ、そこから新しい哲学を生み出していく。」
と僕はこの会社のPRから感じ取った。
で、共通点を探ろうとしてるのだが、まず感じたのは、
「あ、ここは僕と考えがちがうなぁ」と感じたことであった。
例えば、常識を考えないというのは、僕にとってはない。あくまで届ける人がいて、そこにその人の面白いであったり楽しいであったりの源泉を考え、その源泉から具体的なサービスへと変えていく。
その源泉からは僕はズレてはいけないと思うし、考えていかねばならないと思っている。
ということに気づかされた!!あ、僕ってそういうやつなんだ。
③アダルトドグマと僕の共通点
こだわりの考えにもよるが、独りよがりの頑な意思だと僕とは違う。そうではなく、楽しませるために時間やお金は惜しみなく捧げるという意味でのこだわりであれば、こだわりのドイツ語=ドグマと当てはまってくる。
④共通点を結びつける
では、僕の株式会社ドグマの志望動機はこんな感じだ。
貴社を志望したのは、世の中が求めるエンターテイメントに、妥協なく、また制限をかけることなく情熱をかける意志に共感したからである。
私自身、ドグマという名前を使いネットにて活動をしている。貴社も「こだわり」という想いを込めてこの名を使っていることもまた親近感を抱いた。私がドグマという名前を使ったのは、スティーブジョブスの名言「don't be trapped by dogma」からとっている。これは大衆心理に騙されるなという意味があり、貴社がドグマという名前を採用した経緯とは異なるが、貴社が「常識に囚われないこだわりの追求」という精神と通じていることに想いへの共通点を感じた。
ぜひ貴社のもとで、より多くのお客様にドグマという名が知れ渡るよう貢献することを強く約束したい。
僕は朝から何を書いてるんだろう…
最後までご覧いただきありがとうございます!