偏見について考えてみた

クラシック音楽にみなさんは興味がありますか?

 

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こんなことを言うとあれだけど、僕は全く興味がなかった。

まず「インテリな音楽」という印象が、どこか僕の中で偏見を生んでいた。

正直に言うと「どうせ知識人のステータスのような趣味なんだろう?」そう思うことで、自分とは違う世界を創り上げていたと思う。

 

 

 

この巨大すぎるハードル(偏見)は、僕の中でたくさんある。

・車、バイク

・ドラマ

・スポーツ

・古典

・物理学

・芸能

などなど

 

興味がないというより「知らない」のである。

知らない話にはついていけないし、知らない以上興味がない、つまらないのである。

 

バッハいいよね?

って言われても、どこの時代の誰で、何がどういいのか共感が生まれず

こうなると、クラシック音楽ってなんとなく高貴なイメージがあるし

「この人知識を引け散らかしたいだけなのでは?」と偏見を生んでしまう。

 

この知識のないわずかなイメージが、その物事の偏見を生むのだと思う。

 

クラシック音楽 →知識人の趣味 →興味ない

・車、バイク →走り屋、エンジン改造してそう →興味ない

・ドラマ →イケメンがキスしてそう →興味ない

・スポーツ →どっちのチームもしらないし、当然メンバーもしらない→興味ない

・古典 →読めない、話もつまらなそう →興味ない

・物理学 →ボール転がるスピード →興味ない

・芸能 →人がいっぱい出てきて分からない →興味ない

 

こうなってくると、知ってるものにしか興味を示さなくなる。

最初のぼんやりしたイメージが、結果拒否反応として興味をなくしてしまう。

 

ではクラシック音楽はどうなのか?

クラシック音楽の歴史を調べていくと、めちゃくちゃ人間味に溢れていて、面白い。

ヘンデルはイギリスでライブビジネスを充てる一流ビジネスマン。

モーツァルトは6歳でヨーロッパを演奏して回る天才なのに、浪費癖が激しく、貯金がほとんどない等、その人間性が分かってくると、音楽室で飾られている遠い存在ではなく、近くに存在してくれる。

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それを時代観と共に伝えることで、より理解が進み、クラシック音楽へのハードルが一つ下がる気がする。

 

バイクもスポーツも芸能も。

それは人間関係もみんなそうなんだろう。

 

と、わかってるんだけど、調べるのがめんどくさい。

知る努力が大変なんだ。

だからつい「知」から逃げる自分がいる。

勝手に決めつけて判断する僕がいる。

 

そんな時は、どうせつまらないと偏見だらけで

ちはやふる」を見てボロ泣きした自分を思い出します。

 

 

 

 

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