嫌われる勇気を描いてみて

嫌われる勇気を書き上げてみて。

 

昨日で自己啓発の名著「嫌われる勇気」の1章(全5章)を書き上げることができた。これだけ続けれたのはいつも見に来ていただく読者の方々のおかげです。

 

本当にありがとうございます。

 

今回は嫌われる勇気を描き上げた感想を記事にしようと思う。

 

ちなみに嫌われる勇気の記事はこちら

asasyukan.hateblo.jp

 

 

 

嫌われる勇気を描いてみて

 

 

小さな目標

 

嫌われる勇気を描いてみて、まず感じているのは描き上げれたという自信でした。

ここまで一つのテーマについて絵を描き続けれたのは初めてでした。最初はぼんやり1章を描き上げればいいなぁ程度でしたが、その「ぼんやりさせた」目標がよかったのだと思う。

 

1章は全9話で構成されているのですが、全部で何話あるかもはじめは知らず、とりあえずは話数毎に、「この話だけは描き上げよう」という小さな目標からスタートしました。

 

あまりに遠い目標だったら途中で投げ出していたかもしれません。でも6話あたりから「これ1章描き上げれるかも」と感じるようになり、「物事を仕上げる」意識に切り替わっていきました。

 

描きながらも自分が楽しんでいないと嫌だしモチベーションが保てないので、3話からは原作とは関係ないアクションを入れ始め、ガイコツを書きたいと思えばガイコツを、水や火の鳥なら、そのまま水や火の鳥を絵のテーマにして書くなど、絵を描く喜びの原点みたいなものを見つめなおす機会となった気がします。

 

楽しい絵 

 

その中でも書いていて楽しかったのはこの絵です。

 

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この絵を描いていて、とにかく「楽しい」と感じていました。

なぜこの絵を「たのしい」と感じるのか考えてみると、ストーリーを想像させる絵が好きなんだと再認識しました。

「巨人の住む山」とか「寂しい街」とか、その世界でまたお話がある。でもそれを説明するのではなく、妄想して楽しむ。絵を描きながらそんな妄想を楽しんでいる自分がいました。

 

そういえば小さいころからずっと妄想を楽しんできており、今もかわらず、妄想していることに気づき、これは生涯自分の軸にあるのだなぁと感じています。

 

想像力がどんどん続く感覚は絵を描くだけでなく、旅行の前の日や、LIVE前の練習、飛行機の中等、「これから何が起きるのだろう?」というイベントが発生する一歩手前がいつも大好きでした。そんな想いが巡るひとシーンでした。

 

楽しくなかった絵 

 

逆に描いていて楽しくなかったというか辛かったのは、この辺りのイラストです。

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ライフスタイルの説明をする展開で、「絵で理解を深めさせる」というイラストの価値が上がることなのに、「文字を追ったイラスト」でしかなく、振り返ってみると楽しんでいなかったなぁと感じています。こここそもっとわかりやすく自分の想像力を発揮させる場所なのに、力を出し切れずじまいでした。

 

楽しくなかったというより、悔しいが一番大きいかもしれません。次回挑戦するときはこういったところは妥協せず向き合っていきたいです。

 

お気に入りの絵

 

 

お気に入りの絵はこちらです!

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火の鳥の背中から大きく広がる羽のフォルムと水彩画と炎の相性が描いていて気持ちが良くて好きです。今後ですが、1週間かけて1枚の絵のみを描くといった挑戦もしてみたいと感じました。

  

今後活かすこと

 

・効率化

嫌われる勇気を書き始めた頃は、1話書き上げるのに一か月近くかかっていた。それは、一コマ書き上げるのに、やるべきことが多いので、その度に頭を切り替えて作業をしていた。でもこれは3話辺りから分業化させて、一コマ一コマ完成させるのではなく、分業された作業毎に終わらせるようにした。ちなみに嫌われる勇気で分業させたのは以下の通りです。

 

①文章の文字起こし

②コマ割り

③下書き

④ペン入れ

⑤色塗り

⑥スキャン、文字入れ

 

例えば②のコマ割りだったらコマ割りを一気にやり、今回の話・絵の「流れ」のイメージをつかみます。そこに③の下書きでコマ毎の絵をより具体的にさせていきます。この作業を分けるだけでとんでもなく、効率的になり、集中すれば1カ月かかっていた作業も3日程度で完成するに至りました。

 

この効率化は今後作品作りをする上で活かしていく。

 

・汎用化

嫌われる勇気を書きながら、絵のサイズを決めなかったことを後悔しています。絵のサイズを固定すれば、ブログだけでなく電子書籍や動画への展開をしていてもスムーズに移行できたのですが、途中まで画像のサイズがバラバラなのでブログでの展開までしかできていないことを後悔しています。

 

また吹きコマをいれてしまったのも後悔しています。吹きコマがなければイラストとしての機能も果たせれるので、これも次の展開へ広げることができるのに嫌われる勇気のみにしか活きない描き方をしていたのかと勉強になりました。

 

次、作品を作るときはその先の展開も考えて作っていこうと思います。

 

 終わりに

 

 今回の経験を通じて感じているのは、嫌われる勇気というすでに話があるものを、自分なりにアレンジして伝えるという、これっていつも書いているブログだよなぁと思っております。

 

生活で感じたこと、仕事や料理に遊び。そこで感じたことを人に伝えるというすごくシンプルな、でも人間の根源のような作業、「伝える」。

 

次は何から感じて伝えようかな。

でも感じたことがどんなことであっても伝える過程の中では、「楽しむ」という感覚はなくさずにしていきたいです。

 

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます!