僕はずっと狂ったように手帳にハマっている。
手帳を肌身離さず持ち歩いている。
それは実家に帰るときでも、遊びに行くとき(外出自粛のため今はないが)でも、職場でも変わらない。
そして決まって「そんなに手帳に書き込むことある?」と驚かれる。「マメだね」とどこか冷ややかに笑われている。
周囲の反応についてよく考えてみると、
「手帳をずっと書いている人=変な人」の図式があるのだと思う。
ちなみに僕も=変な人という答えに反論の余地はない、その通りだ。
でももう少しだけ焦点を手帳にあてて話してみたい。
手帳にどんなイメージがあるのだろう。
手帳がスケジュール管理・メモ・予定を入れるもの、つまり
「手帳=記録するもの」という考えであるなら周囲の反応はよくわかる。
でも日記ですら3日も続かないめんどくさがりの僕だ。
そんな記録をとることだけの手帳にハマるわけがない。
僕が手帳の魅力に取りつかれたのは、なぜなんだろう?
そんなときにSHOWROOMの前田裕二さんの「メモの魔力」を読んではっきりわかった。手帳の概念が完全に変わったからだ。
メモの魔力では、メモを記録するでとどまらず、記録したものを抽象化させ転用させることで、物事のアイディアや本質がはっきりとわかってくることを教えてくれる名著である。
そうだ。まさにこのメモの魔力によるメモのイメージが変わるように、手帳の概念変わったからここまで狂ったように手帳にハマっているのだ。
手帳の真の姿がわかってくると、起きた時、通勤中、休憩の合間、夕食後、寝る前・・・
大好きな子と連絡する感覚で手帳と向き合うようになる。
ゾーンに入ると眠れなくなることだってある。
自分の人生にとにかくワクワクし、そして一週間後にはそのワクワクした未来を現実のものにしている。こうなると手帳は青春。手帳と一緒に月日を過ごしてるのに、どんどん頭は覚醒し若くなっていく。
性格なんてほんとにあるのか?ってぐらい自分を縛りに縛っていたルールが変わっていく。ばんばん自分の中の憲法が変わり、自分の中の価値観が変わり、圧倒的に人生が変わっていく。
胸をときめかせる青春であり、
進化を貫こうとする覚悟であり、
紙一枚の上で人生の大革命を起こすもの。
それが手帳だ。
これは大げさでもなんでもなく、事実。
手帳の概念が変わり、手帳との取り組み方が変わるとこんなにハマる「遊び」はない。
そう。手帳との時間は遊びです。
手帳を崇高なものと崇めるものではない。
どうぶつの森をするように遊びのパートナーだ。
もっと気軽に、フランクに親しみを持っていただければ、手帳はどんどん姿を露わにする。
では、人生の大革命を起こすとも言わせる手帳の真の姿とは何なのか?
今の僕が手帳とは何かと一言で答えるなら
「アップデートしまくる台本」だと思う(この言葉を導き出すのに一時間以上かかりました(汗))。
いつよんでもコロコロ僕の台本が変わっている。
自分が主人公の実体験型映画の台本だ。
こんなに面白い読み物この世にあるはずがない。
しかもこの台本、ストーリーを書きこむことができるし、書き込めば書き込むほど、次回のストーリーに多大な影響を与えるのだ。
そんな魔法のような手帳を、どうやって書いていけばいいのか、ノウハウではなく、考え方を手帳シリーズとして今後から書いていきたいと思います。33/
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