人の目が気になる人はいつまでも成長できない

見栄をはるというのは、人間の性です。

その一瞬の優越感のために、ついつい無理をしてしまいます。

 

普通は、身分相応の振る舞いをし暮らしていきます。そのため節約をし、生活以上の浪費は行わないものです。

ただ見栄をはるのであれば、車や時計、住まいまで背伸びをしていくことになります。どんどん自分の首を絞めていくのです。

 

この見栄というのは、相手から自分はこう思われたいという衝動からスタートしていきます。

 

しかし次第にこう思われたいからこう思われているという圧力に変わっていきます。

 

組織のなかで、毎日毎日飲みに誘われる、仕事を振られていく。

物事というのは適度であればいいのです。

しかし次第に無茶な要求であっても、断らないノリの良いできる人間と思われているという圧力が無理をさせていきます。

 

実際私も断ったら、ノリの悪い人間と思われるという圧力により、5年働いても貯金は0でした。すべて酒で金が消えたのです。

 

女性はランチや服、旅行まで、男性からみたら下らない集団行動でも無理していくことがあります。

 

これらは人の目を気にするというシンプルな人間心理から来ています。

 だからこそ、ここで必要なのは、違うと感じたものには、違うと言う自分の表現が試されているのです。

 

断ることが悪いのではありません。

断ることが悪いと思うのは自分に自信がないからなのです。

 

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断れない人