早起きは空間を提供する

早起きの最大のメリットは、「集中的な唯一の時間の確保」だと私は考えています。

 

早起きするということ自体を紹介したいわけではなく

早起きにより生まれる「空間」ここが最大の魅力であり、

人生を強烈に変える基盤とも言えます。

 

朝の時間は、まず会社や学校、家族、友人などの連絡や横やりはありません。

朝の時間、そのすべてが自分のものであり、どう使ってもいいわけです。

 

早起きを急にやった人は、あまりにやることがなくて戸惑うでしょう。

 

私が思うに早起きにより生まれた空間により、自分にとっての本当の欲望がわかってきます。「本当の」とあえて付け加えているのは、日々の欲望とは、似て非なるものだからです。

 

いわゆる日々の欲望は、早く家に帰りたい、お酒を飲みたい、うまいものを食べたい等、その場その場の未来に繋がらない欲望を言います。

 

しかし朝の欲望は、今月で本業以外に収入の仕組みを作り上げる、旧友に会いに行く、人を巻き込むイベントを開く等、未来に繋がる欲望がわいてくるのです。

 

その欲望を達成するための計画として、例えばエクセルの管理表を作成したり、手作りのスケジュール表や手帳の管理を始めます。

 

年単位、月単位、週単位、一日単位と明確な目標と達成するための手段を明示することも疲れを知らない朝の活動に集約していきます。

 

記録するためのツールとして、資金管理アプリやランニングアプリ等、具体的な数字に見えるように管理していきます。

 

記録(管理)するべき種類としても考え始め、起きる時間や、食事、資金の支出、走るる距離・時間、読んだ本、日々思っていることなど、書き出せば書き出すほど、記録として残せば残すほど、改善と行動により、より濃いい未来を見ることになります。

 

早起きとは未来の投資であり、一見朝起きることだけのように思えますが、実態は、自分自身を自分とは思えない前向きで生産的な全く知らない自分と出会うきっかけとなり得るのです。