彗星のような1日

昨日から我が子との生活が始まった。

赤ちゃん中心の生活になるとは覚悟していたが、中心どころではない。

赤ちゃんの時間はブラックホールのようだ。

いつもの時間がすごい勢いで吸い込まれていく。

彗星のようにピューと1日が過ぎ去っていった。

 

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3時間に1度授乳をする。

朝から深夜まで、体内時計があるのかお腹が空くと、わんわん泣き、それが決まって3時間なのだ。

授乳を終えると大抵は寝るのだが、寝るどころか元気になってしまい、あうあう言っている時も多々ある。

 

それが昨日の深夜0時を回ってからの出来事。

昼間はずっと寝ており、深夜に覚醒したようだ。

寝ころんでいるとグズッってくるので、ソファーで抱っこしながら揺らす。

それもしばらくしたらグズるので、今度は立って揺らす。

 

立って揺らすと負担は大きいが少し落ち着くようだ。

赤ちゃんはオレンジの豆電球1点をずっと見ている。

あとから調べて分かったことだが、生後1カ月経つと、視力が良くなり、物が見え始めて色々と刺激たっぷりな状態らしい。

 

新しい土地に新しい部屋。

そして誰かもわからない僕ドグマに抱かれて、早く寝なさい!という方が酷な話である。

 

大人の僕ですら赤ちゃんの立場なら大泣きしてしまう状況だ。

 

 

 

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うんちが2日間でてなくてお腹がどんどん張っている。

お風呂に入れるのが不慣れで、湯冷めをしてすごく震えてる。

 

その度に親の僕らが あたふためいて、焦りながら部屋中を駆け回っている。

子どもはそんな姿を見ながら懸命に体を動かして、僕らに何かを伝えようとしている。

 

安心してゆっくり寝てもらうまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

 

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